シックなおやじになるぞ!フレンチスタイルブログ

フランスブランドを通してライフスタイルを考え日本のシックなおやじを目指しています。

週の始まりに思う事

日本人って礼儀正しく親切じゃなかったの⁈

 

ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎

私は東京都内を拠点としていますので 公共交通機関を使う事がほとんどです。

嫌なのが 朝の電車 それも休日明け なんか殺気のようなピリピリと張り詰めたようなものを感じます。

マナーに関してのアナウンスやマニュアルのような ものまで 以前より目立つような気がします

 

老若男女 問わず 椅子取りゲーム 自分の空間を勝手につくり そこに入ってこないように毒を吐いている。 身体 荷物がぶつかってこようものなら無言で睨み ひどい人などどう見ても逆ギレ

混雑で嫌なのはみんな同じだし我慢している 降る時も一言かければトラブル起きないのに そんなに赤の他人に厳しくしなくても 殺伐としています。

 

7年前 中国 北京に行ったとき

 

道路は大渋滞でバスもタクシーも全く動かなく時間が読めない なので地下鉄を使うしかないのですが これが今迄経験した事がない強烈な混雑。

人も多いが マナーに関して悪名高い中国人 先に乗ろうと降りようとするから無茶苦茶な状況。

びっくりしたのが老人に対しては優しくどんな人相の悪い人でも若い人でも少し年配かなぁ見える人や老人には必ず席を譲っている。

その時一緒だった私の大先輩はどんなに混雑していようと必ず席に座っていました。

 

私は中国人って偉いなぁという 尊敬に変わり ちょっとしたカルチャーショックのようものを感じました。

 

フランス

 

 パリではやはり便利なので地下鉄を使う事多いのですが 行き交う人 必ず「Pardon」パードンと声かけて「Merci」メルシーってお礼言っている 改札口や駅の 出口 お店の扉なんかも 知らない人が次の人のために開けて待ってくれている。 お店に入っても出る時も必ず 挨拶は当たり前。

 

 一度地下鉄の扉付近に立っていた時揺れて 座っていた少し年配マダムの足を踏んづけてしまいました....  もちろん平謝りに謝りました。

マダムは夏だったのでサンダル しかも包帯をしていたので とっさに口に出た謝罪は日本語でした。

 

こういう時は頭から日本語以外は全く浮かばず… どうしたものかと そのマダムとそれからも何駅か一緒になったのですが やはりバツは悪い。

あのフランス女性特有の愛想のなさ(当たり前なのですが) 駅に止まるたびにマダムが私を睨み 私は頭下げ そんな事を繰り返して....

私は降りる駅に着いて マダムに最後に頭下げようするとニッコリ「良い旅を」

降りてホームから電車を見ると またニッコリ手を振って下さいました。なんともいえない嬉しい気持ちになったのを覚えています。

 

憂鬱な1日の始まりでも 他人に優しさがあれば 自分も気持ちも明るく変わるし どうせ過ごすなら楽しい1日を過ごした方が良いという切り替えができるポジティブさ

 

このマダムに限らず フランス人主張は多いが サッパリというかその後は引きずらない人がほんと多いです。

良いところは見習わなければ  

でも 装いと同じ 猿真似は引かれてしまいます

自分に似合うやりかたでやってみます

メルスィー オバ!

créme la de crème

TOM